『宇宙兄弟』〜教師を辞めたい時期に、心を奮い立たせてくれたマンガ〜

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こんにちは。ムッタ先生です!

これまで教師を辞めたいと思ったことはありませんか?

私はたくさんあります。特に学級崩壊を起こした初任者時代は毎日のように思っていました。

今日は、辞めたい時期に出会った、心を奮い立たせてくれたマンガ、『宇宙兄弟』を紹介します!

「ムッタ先生」という名前も、この宇宙兄弟の主人公から影響を受けてのものです。

宇宙兄弟とはどんなマンガなのか、そして心を奮い立たせてくれた名言を紹介しますので、よければ最後までお付き合いください!

宇宙兄弟とは?

あらすじ

『宇宙兄弟』は小山宙哉氏による漫画で、2011年にアニメ化され、実写映画も公開された作品です。

物語は、兄・南波六太(なんばむった)と弟・南波日々人(ひびと)という二人の兄弟が宇宙飛行士を目指す姿を描いています。

幼い頃、二人は「一緒に宇宙に行こう」という夢を持っていましたが、弟の日々人はその夢を実現し、NASAの宇宙飛行士となります。

一方、兄の六太は自動車の設計に携わる普通の会社員として働いています。しかし、ある日、六太は会社を解雇され、その後のきっかけで再び宇宙飛行士になる夢を追い始めます。

物語は、六太が宇宙飛行士選抜試験に挑戦する過程や、日々人の月面でのミッションなど、夢を追い続ける兄弟の挑戦を描いています。

友情や家族愛、困難を乗り越える姿が感動的で、笑いと感動を織り交ぜた作品です。

主人公、難波ムッタという男

私がこの物語に惹かれた理由はたくさんありますが、なんといっても個性的で魅力的な主人公の難波六太に惹かれたからです。

六太は、幼少期から兄は弟の前に立ち、背中で示そうとしていました。しかし、弟の活躍を見るたびに兄としての自信を無くし、夢を応援する立場になるのです。

しかし、自分も改めて宇宙飛行士を目指すことになり、兄としての誇りと、負けたくないという気持ちを奮い立たせ、逆境に立ち向かって行く姿が本当にかっこいいんです。

誰だって、何歳からだって、諦めなければチャンスは巡ってくる。そんな勇気をくれるのです!

心を奮い立たせてくれた名言

「俺の敵はだいたい俺です」

宇宙への夢を邪魔する人たちに対して、「我々の邪魔をする者は皆、敵です」と言った教官のビンス。

そのビンスが「君にとっての敵は誰ですか?」と六太に聞いたときに答えたセリフです。

周りには、色々な人がいて、でもやっぱり最終的に自分の夢を妨害してしまうのは、怠惰な自分、諦めてしまう自分だという言葉にグッときます。

「失敗を知って乗り越えたモノなら それはいいモノだ」

訓練の課題で、キャンサット(小型の疑似人工衛星。作中で作ったのは空中で放出され、自動制御で目的地に向かうもの)を作ることになったとき、メンバーに六太がいった名言です。 

与えられた予算の中で、なるべくいい素材を集めて作ろうとするメンバーに対して、六太は失敗して壊れるのを前提に、余裕を持って作ることを提案します。

これまで自分は、なるべく失敗しないように挑戦を避けてきました。

しかし、初任の時に、学級崩壊という失敗を経験しました。その当時は辛かったですが、その失敗を知っているからこそ、今の自分があるんだと言ってくれているようで、背中を押されました。

「悩むなら なってから悩みなさい」

宇宙飛行士になるための試験が進む中で、周囲の人たちが背負っている様々な事情を知る六太。

「で…… 俺には何かあったっけ?」と悩み始めてしまうのです。

そんなときに、恩師のシャロンが六太に贈った言葉です。

自分もそうですが、まだやってもいないのに、理由をつけて挑戦を諦めてしまうことが多いです。

失敗したらその時に考えればいいというシャロンの言葉は、六太だけでなく、私の背中も押してくれました。

最後に

みなさん、いかがでしたか。

挑戦を後押ししてくれる、辛い時に心の支えになってくれる素敵な作品です。

学級で子供に名言を紹介する時もあります。

興味を持ったかたは、ぜひ一度読んで見てください!

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

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